丹田呼吸-呼吸を整えて集中力をつけるトレーニング
■速読は集中作業
速読とは今までの数倍の速さで読書をすることです。
余計なことを考えずに、全身全霊をかけて文字を読まなければその能力は身につきません。
そのためにまず集中力のトレーニングをしていきましょう。
集中力トレーニングには、丹田呼吸法と、焦点固定法、焦点移動法の3つがあります。
■丹田呼吸
正しい呼吸法を行うと、集中力を発揮しやすい状態になります。
ここではそのために効果の高い丹田呼吸法を行います。
トレーニング方法
1.姿勢を正してすわる。
いすでも畳でもよい。要はそのまま速読に入れる姿勢をとるということ。
いすの場合は背もたれにもたれかからないようにする。
2.手は机の上に置かず。膝の上か、軽く両手を握り合い、足は組まずにしっかりと床につける。
3.顔は正面に、目は閉じ、口も軽く閉じ、かつ舌先を上歯の中心の裏側につける。
身体を前後左右に軽く揺すって、自然に落ち着くのを待つ。
4.「1、2、3・・・」と数えながら、6秒鼻から吸い、12秒口から吐く。それを2分程度続ける。
ポイント
■呼吸数をあまり多くしないこと。
■吸気より呼気を長くする。息を吸うときは精神が高揚し、吐き出すときは沈静化することが指摘されています。
■速読ができるようになった自分を思い浮かべながら行う。
自分が達成したい速読の能力を、たとえば1分間に3000文字(5ページ程度)というように、具体的に考えながら行うとより効果的です。
■できる範囲でかまわないので、トレーニング中は常にこの呼吸法を行うようにしてください。
速読法について
- セミナー速読法の基本的原理
- 誰にでもできる科学的速読法
- 読書における心的作用について
- 図解で分かるトレーニング全体のすがた
- 各種トレーニング具体的内容
- 自分でできる速読トレーニング
- 自分でできる速読トレーニングとは
- スケジュールを立てよう
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- 理解力トレーニング
- 理解力トレーニングに使う本
- 視読トレーニング
- 読解トレーニング
- 理解力トレーニングのまとめ
- どれくらいの速さで読んだらよいのか
- 理解力トレーニングが進んだら
- どこでもできるトレーニング
- イメージ力を鍛える
- 記憶力を鍛える
- 国語力をつける・内容を頭に残す
- 新聞を読もう
- 多読こそもっとも重要なトレーニング
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