視幅拡大-一目で見える範囲を広げるトレーニング

■一目で認識できる範囲を広げる

視幅拡大トレーニング

視幅拡大トレーニングとは、「一目で見える文字数」を増やすトレーニングです。
速読の基本原理のページでも触れましたが、広い範囲を同時に認識する力は、速読を学ぶ上でとても大切なポイントとなります。

このトレーニングは多数のブロックを使って行います。
なぜ文字を使わないかといいますと、最初から文字で行うと、門司の形の複雑性や意味などにとらわれて、全ての範囲を一様に見ることが難しく、うまく学習が進まないからです。

ブロックでできた10本のラインが2つあります。
下のものは両端のブロックの色を少し濃くしてありますので、使いやすい方を使ってください

トレーニング方法
1 あたまの中でゆっくりと1から10までカウントしながら、ラインを上から下まで順に一本ずつ見てください。
2 下まで来たら、もう一度上に戻り、何度か繰り返します。
3 その後、15秒ほど休憩した後、図を横に回転し、縦に広く見るように、横と同じようにトレーニングします。

その際に、ライン全体を漠然と見るのではなく、ラインに使われているブロックを全部均等に見るようにしましょう。
1行目でしたら、4つのブロックを均等にハッキリと同時に見る と意識してください。
同じように2行目は6つのブロック、3行目は8つのブロックを同時にハッキリというように見ていきます。

■はじめは難しいが、あきらめないことが大切

4つのブロックをハッキリと同時に見ることは、最初からほとんどの方ができると思いますが、
3行目以降、8ブロック以上を同時に見るのは、かなり難しいのではないでしょうか。
その場合は、両端のブロックを同時に意識する(見るというよりも意識するという感覚)で見てください。
それ以外の中間のブロックはボンヤリ目に入っている程度でかまいません。
(この場合は、両端のブロックを濃く塗ってあるものの方が見やすいと思います)

これを何度か繰り返します。
最終的には一番下のラインの全てのブロックが、1行目の4つのブロックと同じような感覚でハッキリと見えるようになるまで行います。
もちろん、1日のトレーニングで劇的に見えるようにはならないので、時間をかけて少しずつ目を慣らしていきましょう。
人によって横型と縦型のどちらかは得意だが、どちらかは苦手となるかもしれません。その場合は苦手な方を重点的にトレーニングします。

このように速読のトレーニングは地道なものが多いのですが、確実な速読力をつけるためには、基礎のトレーニングをしっかりと行う必要があります。


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