短期記憶と長期記憶

■記憶は海馬で取捨選択され大脳皮質に保存される

 記憶は時間的な分類で短期記憶と長期記憶に分けられます。
 通常15秒から30秒程度、長くても数分以内の記憶を短期記憶、それよりも長い時間の記憶を長期記憶といいます。

 たとえば、宅配便の不在伝票を見て電話番号をプッシュする数秒の間その番号を記憶しても、電話をかけ終われば忘れてしまうのが普通です。 このような記憶を短期記憶といいます。しかし自宅や恋人の電話番号は何も見ないでかけることができるでしょう。
 このような記憶を長期記憶といいます。

 自宅の電話番号も転居した当初は短期記憶の場合もあります。しかし、次第に長期記憶に転化します。これを記憶の固定化といいます。

 短期記憶はいったん海馬に送り込まれ、一時的に保存されます。そして海馬は1ヶ月(期間については諸説あり)ほどの間に、送り込まれてきた情報を整理し、さらに長く保存する情報とそうでない情報に分けます。

 海馬によって長く保存すると判断された情報は、最終的に側頭葉などの大脳皮質に送り込まれ、長期記憶として保存されます。


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