スクウェア21 【全国経営者団体連合会】

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インタビュアー 女優:仁科亜季子


速読の先駆者が長年の実績で指導。正しい訓練で誰もが速読可能。

女優の仁科亜希子さんと当セミナー理事長安藤榮先生
仁科: 本日は、速読法のお話を承れるということで、楽しみにしてまいりました。早速ですが、速読と一般の読書とどう違うのか、そのことからご説明いただけますか。
安藤: 基本は同じです。特に私ども日本速読・記憶法セミナーで実行している速読法は、飛ばし読みでも拾い読みでもなく、一字一句漏らさず全文を読み進みますのでゆっくり読んだのと同様に内容が把握できます。端的に申しますと速さが異なるだけで、ほかは一般の読書法と全く変わりありません。
仁科: 速さが違うだけで、ほかは普通の読書と同じなのですか。速読法ってすばらしいですね。もう少し具体的に教えていただけますか。
安藤: はい。そのためには一般の読書はどうなっているのか、そこから考える必要があります。一般の読書では、一視点(一目)で三文字から四文字を、約四分の一秒位かけて同時に捉えることによって、次々と読み進んでいるといわれています。速読ではそこを改良して、一視点でより沢山の文字を見られるようにする、これを読視野拡大といいます。他方、それに要する時間をより短くする。これを視点停留時間短縮といいます。ですから速読は、読視野拡大と視点停留時間短縮というこの二つの原理が基本になっています。
仁科: 少し難しくなってきましたね。
安藤: つい理屈っぽくなってしまいましたが、速読は要するに短い時間で多くの文字郡を捉えるということに尽きます。
仁科: その方法といいますか、訓練をセミナーで行っているのですね。
安藤: はい、今までの読書週間に改良を加えるわけですから、それなりの訓練が必要です。そこで、セミナーでは、いきなり本を速く読む訓練に入るのではなく、まずセミナーの基本教材によって速読を始めるため必要な基本訓練を徹底的にやっていただきます。また付随訓練として、図形訓練や文字訓練なども行います。集中力を高めるためのバイオフィードバック訓練も行います。これらさまざまな訓練を段階的、重畳的に行い、速読に必要な資質をある程度養成しておき、今度は実際の本、書類を速く読み進んでいく訓練を重ねていくわけです。
仁科: 速読法やその訓練方法がおぼろげながらわかってきました。訓練を受ければ誰でもできるようになるのでしょうか。
安藤: 誰でもできます。特にセミナーで採用している速読法は、最新の認知心理学に基礎を置く、欧米式速読法ですから、訓練さえ受けていただければ、どなたでもそれなりにできるようになります。そのために私ども日本速読・記憶法セミナーでは、説明会等に出席された方に、これまでの卒業生の実績、効果をそのまま公開し、検証していただいております。
仁科: 全く初めての場合、授業はどのように行われるのですか。
安藤:
女優の仁科亜希子さん、速読にチャレンジ!
まず講師からのガイダンスを受けて速読法についての知識を深めて頂きます。次におへその下の丹田という箇所を意識する腹式呼吸「丹田呼吸法」によって緊張をほぐし集中力を高めます。そして「視点固定訓練」「視野拡大訓練」「視点移動訓練」などの作業の段階を経て重ねていくわけです。その後は絵本や子供向け文学から徐々に文字の慣らし読みをしていきます。コースとしましては入学金、教材費、65時間の受講料を含めた10万円のレギュラーコースが基本となります。セミナーは1週間を通して休みなく開かれていますので、予約なしでいつでも来て頂ける完全フリータイム制です。
仁科: ところで、そのような速読、どの位の期間でできるようになるのでしょうか。
安藤: 期間というより時間制を採用しています。セミナーには「速読レギュラー65時間コース」というのがあり、このコースに入っていただくと、65時間の履修で完成です。しかもこの65時間はフリータイムでの受講が可能ですので、生徒さんがどのくらい頻繁に教室に通っていただけるかで、受講期間の長短が決まってきます。一般的には週二~三回来室で二時間受講され、二~三ヶ月で終えられる方が多いですね。もちろん遠方の方で新幹線で通られる方は一来室で五~六時間受講される方もいますが、それでも可能なシステムになっています。
仁科: 私は、最近、眼鏡をかけなくてはならなくなり、だんだん読書量が減ってしまいます。速読は年齢に関係なくできるようになるものでしょうか。
安藤: よくある質問ですが、あまり関係ありません。私どものところには、昭和一桁生まれの方も沢山おいでいただいております。
仁科: 只今の質問と関連しますが、御校ではどのような方が、どのような目的で受講なさっていますか。
安藤: 年齢的には小学校一年生から上は今申した通り昭和一桁生まれの方まで。目的は単に本を読むのが遅いからとか、買った本が家にたまる一方だからとかいろいろですが、国家訓練や各種資格試験準備に役立てたいという方がけっこう多いように見受けます。確かに現代はパソコン時代かもしれませんが、仮にパソコン一つを例にとっても、プリントアウトして見るか、ディスプレーで見るかは別として、最後は「読む」という作業を抜きにして受験勉強は成り立たないので、速読法を習得して、受験勉強に役立てたいという方々の気持ちはよくわかります。
仁科: 受験勉強ということでは、記憶法講座も併設なさっていると聞きましたが。
安藤: はい。いくら速く読んでも、「読みました忘れました」になっては困るので、記憶法を併設しております。もちろん、速読法訓練の中でも、ある程度の記憶訓練は取り入れていますが、もっともっと記憶力を高めたいという方々のために、セミナーでは全脳記憶法とダイバージェンス記憶法という二つの本格的記憶法訓練を取り入れております。そのことで、たとえば受験などにも、万全を期していただきたいとの願いからです。
仁科: 活字離れ、本離れなどといわれることがありますが、最後にこの事に対するご見解をお聞かせいただけませんか。
安藤: 確かにそういわれて久しいのですが、読書の好きな人はまだまだ多くいらっしゃいますから、あまり心配していません。またそのことを憤慨する立場にもありません。ただ読んでいる本の種類についてひと言だけいわせていただけるなら、小説等のいわゆる「読み物」をたくさん読んでもらえたらという感想はございます。受験勉強について本日述べたことと多少齟齬をきたすようですが、なんと申しましても、読書は読み物が出発点であり、また基本だからです。あえて生意気なことをいわせていただけるなら、実利から離れた読書の時間をちょっとだけ持つ。そんな贅沢こそ、読書の醍醐味かな?と思うことがあるからです
仁科: ありがとうございました。


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