日本速読・記憶法セミナーホーム > 速読法について > 自分でできる速読トレーニング > 記号トレーニング

記号トレーニング-短時間で多数の対象を知覚するトレーニング

■記号トレーニングステップ1

これまで視幅拡大トレーニング視点移動トレーニングで「広い範囲を同時に見ること」「すばやく見ること」を学びました。
ここで行う記号トレーニングは両者を結合し、視野の広さとスピードを両立させます。

ここではこのような教材を使います。

記号トレーニングstep1

視幅拡大トレーニングで行ったように、①の4つのブロックを同時に見てください。
ここまでトレーニングされた方なら、しっかりと4つ同時に見ることができると思います。

その際、あんまりジ~ッと見ていると、だんだん自分がどのように見ているのか分からなくなってしまうので、視線は軽く紙上に落とすようにしましょう

そして次に②の4つのブロック、③の4つのブロックというように次々に見ていきます。
これをなるべくすばやく行い、左下まで行ったらまた右上に戻り2周目を見ていきます。

これも1分間で何回できたか数えてください。
それを、例えば2周と5行目まで行くことができたら「2-5」というようにノートに記録しておいてください。

さて、先ほど「これをなるべくすばやく行い」と書きましたが、
最初の数回はゆっくりで構わないので正確に行ってください。
というのも、最初から急いでしまうと、4つのブロックを同時にハッキリと見ていたのが、いつのまにか2つのブロックしか見ていなかったり、4つを同時に見るのではなく、視線を上から下までスッと流すように見てしまう傾向があるからです。
ですので、最初はゆっくりで構わないので正確に行います。

慣れてきたら、自分でリズムを取るようにし、そのリズムを少しずつテンポアップするように見ましょう。
あくまで正確に見ることが前提です。

それを、「目が疲れたな」というくらいまで行います。
その後、30分ほど時間を空けてまた数回行います。
少し時間を空けると、疲れが回復し、またスピードが少し上がると思います。

このステップ1で4つのブロックがハッキリ同時に、
またリズミカルにスピーディに見ることができるようになったら、次のステップ2に進みます。
個人差もありますが、最初の2~3倍、もしくは1分間に4~5周見ることができるようになるというのが一応の目安です。


■記号トレーニングステップ2

今度は7つのブロックを同時に見ましょう。

記号トレーニングstep2

おそらく4つのブロックをハッキリ同時に見ることはそれほど苦ではなかったとは思いますが、
7つのブロックを同時にとなると、戸惑う方も多いかもしれません。

はじめは全体を眺めるように見てしまって構いませんが
全てのブロックをハッキリとみてやるぞ」という気持ちを常に持ちながら見てください。
そうするとだんだんハッキリと7つのブロックが同時にハッキリと見えるようになるはずです。

これもステップ1と同じように数回を行い、疲れてきたら休憩を取りながら、少しずつペースを上げて見ます。
これも1分間に5~6周程度できるようになるまでトレーニングを行ってください。

一日でグッと見えるようにはならないとは思いますが、時間をかければ必ず見えてきます。

こうすることにより、広さとスピードを両立させた見方に目を慣らしていきましょう。


お電話でのお問い合わせ:03-3345-2631 
平日13:00〜22:00 土日9:30〜18:00 祝日休校
メールでのお問い合わせ:info@sokudoku.gr.jp
フォームからのお問い合わせ:フォームお問い合わせページ
住所:〒160-0023 新宿区西新宿1-12-12 河西ビル5F

速読と記憶法の専門スクール 日本速読・記憶法セミナー

Copyright c 2007-2011 Nihon Sokudoku Kioku Hou Seminar All Rights Reserved.