記憶力の差とは短期記憶を長期記憶に移す力の差
■記憶法は海馬を鍛え、合理的に使えるようにする
人間は誰でも一度に記憶できるのは7個程度であり、ただ記憶しただけでは20分で半分近くも忘れてしまうのです。脳は覚えるよりも忘れる方が得意にできているようです。脳には絶えず大量の情報が入ってきますので、一度しか起こらない偶然の出来事もすべて記憶してしまったら、その方が不都合でしょう。
事実、見たもの何でも記憶してしまうシュレシェフスキーとうい名前のロシア人は、様々なことが頭に浮かぶため、余計なことを忘れる努力をしたと報告されています。
忘れることは脳にとって必要なことであり自然なことですから覚えられないと悩むことはありません。
それでは「あの人は記憶力がいい」などといいまずが、記憶力の差は何によって生じるのでしょうか。私たちが普通に記憶と呼んでいるのは長期記憶のことです。記憶力の差とは短期記憶を長期記憶に移す力の差といえるでしょう。記憶力が良い人とは意識的にしろ無意識的にしろ短期記憶を長期記憶に移すのが上手な人なのです。
短期記憶を一時的に保存して長期記憶として転送するのは海馬ですから、記憶力の差とは海馬自体の差と、海馬の使い方の差といえます。記憶法は海馬を鍛え発達させ、合理的に使う方法をトレーニングします。
記憶法について
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「忘れる」ということは思い出せなくなるだけだ。記憶脳(海馬)は簡単トレーニングで増やせます。