(6)語の意味の認識
ある語を見て、その意味を汲み取ることを読書における、「語の意味の認識」といい、 速読でも重要課題です。
ある語からその意味を汲み取ることができる条件として、
ある語は一定の決められた意味を持つものとの社会的な合意が確立していること、
その合意内容を読み手が十分に熟知していること
の2つが要求されます。
語の意味、即ち語意は読書の関係で2つに分けて考えることができます。
第1は国語辞典に書き込まれているような抽象的、一般的意味です。
第2は書物の中で現実的に使用されている、具体的、個別的な意味です。
読書で意味を汲み取るとは、第2の具体的、個別的意味を確定してゆく作業です。
文章中の語意の具体的、個別的意味の確定は、その語の抽象的、一般的意味が基礎となっておりますが、抽象的、一般的な語意力がいくらあっても具体的、個別的意味が確定しないと文章の正確な内容は理解できません。
そこで次の項では、この語意の確定について述べます。
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